アドレリアンの雰囲気(attitude)

先日アドラー心理学の学習会に講師でN氏(アドラー心理学を学ぶ者の中では超有名)が来られていた(誤解のないようにアドラーギルドのN先生とは違う)。
(もう一人U氏というこれも有名な方がダブル講師として来られていたが、私はU氏には面識がなく、N氏は以前にお会いしてお話ししたことがあった)。
この学習会も非常に興味深かったのであるが、私は別件の用事が入っていて残念ながら参加出来なかった。
せめて夜の懇親会だけでもと参加させてもらった。懇親会では久しぶりにお会いしたN氏が横に来てくださり色々話をさせていただいた。
また、私の前の席には遠くから来られていたこれまた私の知り合いのY氏がおられた。
Y氏は少し前にひどく落ち込まれることがあった(内容は伏せるが)。それに対してN氏はポンポンと容赦無い言葉を浴びせかけられていた
「あなたは〜なんだから、こうなってあたりまえでしょ!」
「こうなんだから、こうすれば良いんじゃないの」
「そうなるのは当然だよ」
端から見てたら(これを読んでいる人は)落ち込んでいる人をいじってひどい追い討ちをしているように見えるだろう。
文字と言っている言葉はまさにその通りだ。
しかし驚くことに!隣で聞いていた私はN氏が勇気づけをしているとしか思えなかったのだ。
そして当のY氏も話しているうちに勇気づけられ再度課題に向かって行く決心をされたようだった。
なんとまあー※アドレリアン、それもベテランのアドレリアンは何をしても勇気づけになるのだなー、いや出来るのだなーと貴重な体験をした。
以前私のブログで「何してるんだ、ばかやろう!」と言っても勇気づけになることがあると書いた(パセージ第2章前半)が、まさにそれを目の前で見た!
以前の私ならこれが勇気づけ?ひどい競合的な人だ!
と思っていただろうが、アドレリアンの雰囲気(attitude)を体で感じられるようになって来たということか、これは進歩だろう。
多分ひよこアドレリアンなら相手を傷つけないように注意しながら言葉を選んで勇気づけを行うでしょう。
それはそれで相手が勇気づけられればいいのだが、ぎこちないし自分も自然じゃないのでやや不自然な感じがする。
その点ベテランアドレリアンの方はどんな言葉であろうが協力的な態度で自然に勇気づけにしてしまうのだ。
これぞアドレリアンの雰囲気というものを感じられて有意義な時間だった。
さあ、来月は師匠の講座を久しぶりに受ける。師匠からもその雰囲気を感じられるようになっているか楽しみだ。

※アドレリアン:アドラー心理学を生活の一部として実践している心理学徒。