パセージ第3章 5

課題の分離 5

5みたび勇気づけ

5-1.子どもを理解しよう
これは目新しいことはなくて、今までの復習だ。理解するとは話をよく聴くことだ。

5-2.冷静に話し合おう
ここで話し合う姿勢が出てきた、陰性感情を使わずに冷静に話すことだ。同じ言葉でも怒りの感情で話すのと冷静に話すのとでは相手が受ける印象がずいぶん違ってくる。陰性感情を使って相手に話しても陰性感情がそのまま帰ってくるだけだ。

5-3.子ども自身に考えてもらおう
やはり「自立する」という行動面の目標にはこれが必要だ。パセージでは心理面の目標「私には能力がある」に当たる。

5-4.子どもを援助しよう
もちろん課題の分離をして子供に考えてもらったって、何もかも自分でできるわけではない。
それは大人でも同じことだ。そのため人間は援助し合うことが必要なのだ。
協力し合うというアドラー心理学の共同体感覚の片鱗が垣間見える。その方法は次章の共同の課題で述べられている。
この章は課題を分離する方法が述べられているが、これは次の共同の課題のためのステップなのだ。
ここで終わってしまうなら課題の分離はしなくてもいい、いやむしろしない方がいい。
課題の分離の目的はあくまで「協力」なのだ。
もう一度言いますアドラー心理学の目標は「協力」、課題の分離はそのための手段だと思う。