パセージ第4章 2 アドラー心理学を語る3の紹介

親の課題を共同の課題にする
今回は少し子供の課題を共同の課題とするから離れて、親の課題を共同の課題にするには?について。
親の課題を共同の課題にできる場合は
1.子供の行動と関係しない親の課題:共同の課題にできる。
これはどういうことかというと、親の都合で家事ができないので子供に頼むとか、出かける用事があるので留守番をお願いするとかだ。
要するに親が実体的に出来ないことを子供に頼む事は出来る。
もちろん子供にも断る権利はありますよ。横の関係ですから。
断られたら諦めるか、さらに主張的に頼むか(これは次回に)だ。
2.子供の行動に関係する親の課題:
 A.子供への期待:共同の課題にしない方がいい
これはつまり、もっと勉強してほしいとか、礼儀正しくしてほしいとか、もっと愛想よくしてほしいとか、つまり心理的な親の課題だ。これは共同の課題にしない方がいい。それは実質的には子供の課題だからだ。これは親が自分で解決しなくてはならない。
 B.子供からの迷惑:共同の課題にできる。
これは前回に述べた、(2)子供の行為の結果、親が迷惑をこうむったとき。だ。実体的な迷惑は共同の課題にして協力的に解決した方がいい、「社会と調和して暮らせる」ですからね。

さて、次は共同の課題にするにはどうすればいいかだ。共同の課題にするのもルールがある。
1.はっきりと言葉で頼む
これは前回にも出た、そぶりを見せてもダメなのです。「空気を読む」は使わないでおきましょう。
2.共同の課題として引き受けるかどうか相談する
断るか引き受かるかの判断です。相手が協力しましょうと言わないと成立しません。
3.どの部分を共同の課題にするか相談する
例えば勉強を手伝ってと言われたとしましょう。それで、引き受けるとして、親が問題を解いて、ノートに書いて、宿題を完成させる。これはないですよね。100%課題を肩代わりすることは勇気くじきになります。
4.共同の課題となった部分だけを協力する
ではどの部分を協力するかを決めたら、そこだけを協力しましょう。課題に取り組む勇気づけをしながら共同の課題にした部分は責任を持って。

本日はアドラー心理学会認定指導者 野田俊作氏の著書
アドラー心理学を語る3
を紹介する。
何故3から?と思われるかもしれないが。
実は初学者は3から読んだ方が分かりやすいからだ、1,2と続きではないので3から読んでも大丈夫だ。
1. 健康なパーソナリティについて
2.パーソナリティ(ライフスタイル)の形成 
3,良い人間関係を作るには
という構成になっており、アドラー心理学の基礎理論が分かりやすく学べる内容になっている。
オススメです!