パセージ第5章 目標の一致 4

人間は感情の奴隷ではない
このページはアドラー心理学の基本前提のことに触れられている。
1.人間が感情を使うのであって、感情が人間を使うのではない
これは基本前提の個人の主体性だ。
・ついカッとなってやってしまったとか
・あの人がイライラさせるからこうしてしまったとか
アドラー心理学ではそういうふうに考えない、アドラー心理学では
・私が怒りという感情を使ってやったのだ
・私がイライラという感情を使ってこうした
と考える。これは個人が感情の主人で行動は個人が決めてやっているという考え(理論)。
2.感情には2つの目的がある
これは目的論で例えば
・AさんがBという行動をしたから、カッとなってCという行動をした。
ではCという行動の原因がAさんのBという行動だ。これは原因論で根本的解決はAさんがBという行動を取らなければいい、ということになる。それはそうだがもう取ってしまっているのでこれは無理だ。
原因を究明しているだけでは解決できないと分かってもらえただろうか。
では目的論では
・AさんがBという行動をしたので、私は怒りという感情を使ってAさんにDしてもらおうとした。
と目的論で考えてみよう。Dという行動が私の目的(仮想的目標)だ、ではAさんにDという行動をして欲しいのなら怒りを使わずに、協力的にDしてもらえませんか?と冷静に頼めばいい。目的(仮想的目標)が協力的ならAさんはしてくれるであろう。逆にAさんが怒れば目的(仮想的目標)が競合的なのだ。(このことはパセージプラスで詳しく学ぶ、ここではそこまでは言っていない)
3.プラスの感情とマイナスの感情
・プラスの感情は人と人を結びつける感情
・マイナスの感情は人と人とを切り離す感情
ここではこの2つを覚えてもらえれば十分だと思う。
パセージも後半になってアドラー心理学らしくなってきた。

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